莞爾の草原。

RPGツクールVX Ace、MVや自作のことを主に書いていくブログです。不定期更新。

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【ツクールMV】バストショットノベル風プラグイン

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画面上に常に「文章履歴、コンフィグ画面、文章非表示、ロード画面、メニュー、クイックロード、クイックセーブ、セーブ画面、文章送り、タイトル画面を呼び出す/実行する」ボタンを表示します。ボタンは自由に増やしたり減らしたりすることができます。
顔グラを廃止し、画面上にピクチャで表示されるようになっています。

某恐竜ノベルを意識したつくりになっています。
かなり癖の強いプラグインですがノベルゲームに使えるかと思います。


プラグイン本体/A main plug-in.

www.dropbox.com

■動作に必要となるプラグイン(トリアコンタン様作成)

A plug-in which this one requires

tkooler-guild.org

 

■サンプルプロジェクト/Sample project

www.dropbox.com

 

■更新履歴/Updates
ver. 1.0.0(2019-08-17)
- 公開しました/Published.

ver. 2.0.0(2021-04-08)
- コマンドの並び順を自由に変更できるよう変更
(Fixed to allow you change the order of command freely.)
- 文章履歴が機能していなかったミスを修正
(Fixed a bug which the command of Message log doesn't work.)

 

利用規約/Terms to use

https://kanjinokusargss3.hatenablog.com/entry/2020/08/12/184854

【RGSS3】データベースパッチ対応化スクリプト

RGSS3組み込みメソッドのload_dataを再定義し、Patches/Dataフォルダ内にパッチファイルが見つかったときはそちらを読み取ります。

 

■注意
・このスクリプトを入れるとプレイヤーがゲームのデータを自由に置き換えることができます。
訳あってゲームファイル全体の更新ができないという方向けのスクリプトです。

 

・このスクリプトは▼ メイン の一つ上に置いてください。

 

【DLリンク】

www.dropbox.com

 

利用規約はこちら
http://kanjinokusargss3.hatenablog.com/entry/2017/08/03/150359

【RGSS3】画像修正パッチ対応化スクリプト

Patches/Graphics/というフォルダを作り、Graphicsの中にTitles1(フォルダ名)/Plain.pngというような画像を入れるとその画像が元のTitles1/Plainの代わりに表示されるようになります。

 

■注意

・このスクリプトを入れるとプレイヤーが画像を自由に置き換えることができます。
訳あってゲームファイル全体の更新ができないという方向けのスクリプトです。

・このスクリプトは▼ メイン の一つ上に置いてください。

 

【DLリンク】

www.dropbox.com

 

利用規約はこちら
http://kanjinokusargss3.hatenablog.com/entry/2017/08/03/150359

【RGSS3】RGSS3スクリプト修正パッチ対応化スクリプト

Patchesフォルダの中にScript1.rbというようなファイルを作ると、起動時にそのファイルがRGSS3で評価され、上書きや関数追加などを自由にすることができます。

 

■注意
・このスクリプトを入れるとプレイヤーは任意のスクリプトを書き換えることができます(プレイヤーも自由にスクリプトを書き換えられる)。
訳あってゲームファイル全体の更新ができないという方向けのスクリプトです。

 

・ファイル名はScript半角数字.rbでないと動きません。番号が小さい順に評価されていきます。

例)Script2.rb, Script10.rb

 

・このスクリプトは必ず ▼ メイン の一つ上に置いてください。


【DLリンク】

www.dropbox.com

 

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http://kanjinokusargss3.hatenablog.com/entry/2017/08/03/150359

【ツクールMV】アイテム分解プラグイン

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依頼で作ったものを依頼主さんから許可を得て公開しました。

プラグインコマンドにItemDismantle openと書くだけで分解画面が開けます。

アイテムのメモ欄に、

<解体先:i4x3>(アイテムID4を3つ)

<解体先:w2>(武器ID2を1つ)

<解体先:w2x1>(上記と同じ)

<解体先:a1x4>(防具ID1を4つ)

というように解体先を指定することで分解して手に入るアイテムが指定できます。

解体先が指定されてないアイテムは分解できません。

 

 

 

【DLリンク】

https://raw.githubusercontent.com/KanjiTheGrass/train/master/ItemDismantle.js

 

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【RGSS3】画面サイズ変更スクリプト

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通常のGraphics.resizeとは異なり、画面サイズそのものを引き延ばせるようにします。イメージとしてはウディタ標準のFなんとかキーを押すと画面サイズが変わるあれと同じです。
ウィンドウハンドルの取得は神代樹氏のブログ(http://kumablog.yggdrasill.tv/?eid=1488812
からご本人の許可をいただいて引用しています。マウスカーソルの取得方法に興味をお持ちの方がいたら合わせて読んでみてくださいm(__)m

 

スクリプト

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 【更新履歴】

ver1.00(2019/4/12)

・公開しました。

日本のインディーゲーム作者が海外にゲームを公開してみた!2つのサイトのDL数を比較!【体験レポ】

ゲームを作っていらっしゃる皆様もそうでない方もこんにちは。

今回貴重な経験をしたということで素人のつたない文章ではありますがその段取りを綴っていこうと思います。

この記事がこれから海外にゲームを公開される予定の方のお役に立てれば幸いです。

※この記事はWindows用のゲームを公開してみた体験レポで、iOSAndroidアプリなどの方は参考にならないかもしれません。

 

  • 公開するサイト選びからのスタート

さて、海外でゲームを公開すると言えばどのような公開サイトを思い浮かべるでしょうか。

多くの方は『Steam』などを想像されるかもしれません。私もそう思っていました。

しかし、Steamでゲームを公開するには様々な条件があり、まず一個人(インディー)では気軽に使えるサイトではないと思います(そのことについて解説しているサイトはこちら→http://www.moguragames.com/entry/steam-doujin-freegame-release/)。

 

ということで困った私はとりあえずindie gamesとGoogleで検索して出てきたサイトに公開しようと思いました。そしてその中から私が選んだのは以下の二つのサイトでした。

・Itch.io

・Game Jolt

 

これからはこの2つのサイトを順に説明していこうと思います。

 

  • Itch.io(イッチアイオーともイッチオとも読むらしい。略すときはイッチ)

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海外でも有名な大手インディーゲーム公開サイトです。SimilarWeb(https://www.similarweb.com/ja/website/itch.io)による調査だと2019年3月30日現在の合計訪問数は15.31Mで、Game Jolt(6.39M、同じく3月30日現在)と比べるとおよそ2.4倍のアクセス数を誇ります。

サイト内の言語選択で日本語を選べばほとんどが翻訳されるので英語が苦手な方にもおすすめのサイトです(肝心なところが英語だったりしますが)。

Game Joltに比べるとハイクオリティなゲームが多く、フリーより有料のゲームのほうが多い印象です。

 

さて、次にゲーム公開の手順を見ていきましょう。

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アカウントを作ったら、右上の下向き矢印をクリックしてメニューを開きSettingsをクリック、出てきたページの真ん中あたりにあるLanguageの欄から言語を変更できます。

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次にさっきのメニューからダッシュボードに飛んで、サイトの左のほうにある「新しいプロジェクトを作成」を押します。タイトルや画像などを順番に埋めていけば簡単にゲームサイトの完成です。

↓こんな感じに(さりげなく宣伝)

https://kanji-the-grass.itch.io/the-daydream-river

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さらに公開サイトの右上にあるEdit themeを押すとバナー、背景画像、果てはフォントやボタンの色などの設定を体感的に編集できるモードになり、ゲームの紹介サイトをより綺麗で個性豊かなものにすることができます。

また、無料のゲームでもプレイヤーからカンパを募ることができ、集まったカンパはPayPalから換金することができます(金銭がかかわる場合は事前にアカウント設定の入金方法の欄を設定する必要があります)。

 

 

  • Game Jolt(ゲームジョルト)

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Itch.ioに続く大手のインディーゲーム公開サイトです。

Itch.ioと同様でゲームの販売、カンパの受付が可能で支払いもPayPalのみで行われます。

また、誰かから作者として(作品ではなく)フォローされたりすると残高に1セント(日本円で約1円)入ります。他にもよくわからないタイミングでお金が入っていたりもします。嬉しいことなのですが1回引き落とすのに5セント手数料がかかるので引き落とすなら10ドルぐらいになるまで気長に待ったほうがいいでしょう。

サイトの右下に言語選択欄がありますが残念ながら日本語はありませんでした。

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トップページにTwitterのようにタイムラインがあり、だれでも自由に投稿することができます。動画や画像を使ってプレイヤーにより視覚的に訴えることもできます。

サイト全体の雰囲気としては緩めの印象でフリーゲームが多く、ファンゲーム(有名なところで言うとMario.exe)なども投稿されています。

ゲーム公開の手順はItch.ioとほぼ同じですが、使えるMarkdown記法が限られておりItch.ioよりはサイトの編集の自由度は低い印象です。

↓公開サイト

https://gamejolt.com/games/TheDaydreamRiver/402797

 

  • 実際2つを比較してどうなのか?

わかりやすく公開日から1週間分から割り出した1日の平均閲覧数とDL数をまとめてみました。作者としては少し恥ずかしいですがまあ見てみてください。

Game Jolt

閲覧 35.2回

DL数 3.6回

Itch.io

閲覧 10.7回

DL数 1回

いずれも3倍以上の差が開いています。アクセス数ではItch.ioのほうが2.4倍優勢なのになぜ逆を行くような結果が出たのでしょうか。

推測になりますがItch.ioはプロレベルの作品が多く、その中ではアマチュアのゲームは箸にも棒にもかからないのかもしれません。

そしてGame Joltでは#Horrorタイトルで検索したときにHotの欄に上位で表示されていてとても目につきやすい位置にありました。Itch.ioではトップ画面に表示されることもなく、今のところ1日の最高DL数は2回でさらに悪いことに今もなお下降傾向にあります。

他にもいろいろ原因があるのかもしれませんが、今のところわかるのはこれぐらいです。

 

以上のことから、私のようにアマチュアのゲーム開発者が海外展開をして行こうとしているのなら、公開サイトは圧倒的にGame Joltをお勧めします。

 

総評:

サイト全体のアクセス数とDL数は必ずしも比例しない!!

 

P. S.

↓今回公開したゲームの日本語版です。興味がある方がいらっしゃいましたら是非DLしてみてくださいm(__)m

https://www.freem.ne.jp/win/game/18952

 

↓海外展開をしていく際にいろいろ相談に乗っていただいたアプリ開発者の方が制作されたゲームです。私もテストプレイに協力して面白いと思ったのでぜひぜひ

http://bit.ly/Machigai2d