莞爾の草原。

RGSS3(RPGツクールVX Ace)や自作のことを主に書いていくブログです。不定期で更新していきます。

「魚れない。」の本当のシナリオ

おかげさまで、自作「魚れない(http://www.freem.ne.jp/win/game/14075)」の公開から三ヶ月ほどたちまして(本ブログの執筆は2017年5月16日)、ダウンロード数もうなぎ上りに増えて来て(一日に平均1/7回ほどのペース)、わたくしもそれに雀躍りしているという次第でございます。 

さて、今回はその「魚れない」に関しての話でございますが、まずこのゲームの誕生秘話、というか、なぜこんなゲームを作ったのか、それを60字程度で説明するとすれば、 

「理詰めばかりの推理ゲームが嫌になって合理性にとらわれないバグゲーを作りたいという、自称推理作家としてあるまじき不逞な考えから」

この一言に尽きます(要するに憂さ晴らしです)。

「じゃああのゲームには内容も何もなかったのか!?」と、言われると、実はそうでもないんです。

 

しかし、その肝心の内容は、ゲームのバグによって意味不明と化し、常人にはストーリーがまったくわからないようになってしまっているわけでございます。

今回話すのは、その見えざる内容についてでございます。是非是非、ご清聴お願い申し上げさせていただく所存でございます。

 

[登場人物&ストーリー(ネタばれあり)]

ヨードル
Yohdault de Yeiguele
(ヨードル・ドゥ=イェーゲル)
「イェーゲルの村の村民」

キリヤ
Khyllia de Yeiguele
(キリヤ・ドゥ=イェーゲル)
「イェーゲルの村の村民。ヨードルの幼馴染」

ガロー
Gwarroeh de Ylmia
(ガロー・ドゥ=イルミヤ)
「イルミヤの町の町民。封印石に閉じ込められた娘を助けるためにクリスタルを破壊して回っている」

ルミル
Loomille von Porta-Miggelle
(ルミル・フォン=ポルタミジェル)
「魔道の修行のために世界を渡り歩いている。」

ティーガ
Tieghah von St. Hieroph
(ティーガ・フォン=サンヒエロフ)
「サンヒエロフの村出身。ミジェルゴート国の牢の中に閉じ込められていた盗賊。ヨードルたちの強い意志に惹かれ、ついていくことを誓う」

ミジェルガハラ
(カーネス・フォン=ミジェルゴート=ミジェルガハラ)
Kharneth von Miggelleguote Miggelleguachrra
「ミジェルゴート国クリスタル防衛省から派遣されたミジェルガハラ隊の隊長。ミジェルゴート王の玄孫にあたる。ミジェルは偉大な大陸、ガハラは受け継ぐものを意味する。
残虐非道で、国のためなら殺人をもいとわない冷血漢」


 イェーゲル村のある二人の男女、ヨードルとキリヤは村の近くの森の奥を探検していると、奇妙な物体の前に立つ一人の老人・ガローがいた。
 その老人は封印石に閉じ込められた娘・キラロッサを助けるために、封印石の力の源である、全世界に散らばる4つのクリスタル(水のクリスタル(イルミヤの塔)、土のクリスタル(サンヒエロフの山)、炎のクリスタル(ミジェルゴート城))を破壊するといっていた。
 キリヤは彼の娘の境遇に同情し、彼についていくことを決意した。ヨードルはいわば旅は道連れであった。

[イルミヤの塔]
 ガローの家のすぐ隣にある塔にクリスタルがあるとの話だった。一同は塔に向かうも、ミジェルガハラ隊が通せんぼする。ミジェルガハラ隊を倒しててっぺんまで登り、水のクリスタルを破壊する。

[イルミヤの塔 ~ サンヒエロフの村]
 次のクリスタルを破壊すべく、隣町へ行こうとするも、大きな岩が邪魔して道を通ることができない。そこで、ガローと旧知の仲である爆弾職人のドンボバンに爆弾作りの依頼をし、ドンボバンは条件付きでそれを契約する。
 彼は自宅の地下水脈に魔物が湧いたのかもしれないといって、ヨードル一同に地下水脈の視察を頼む。
 地下水脈の奥に湧いたゾンビを倒し、再びドンボバンに話しかけると、ドンボバンからGYFボムをもらえて、洞窟の岩を壊せるようになる。

[サンヒエロフの山]
 サンヒエロフの山にある土のクリスタルを破壊すべく、山に向かうも、大きな炎が立ちふさがって通ることができない。
 そこで、村にいた魔道士のルミルに頼んで、山の炎を消してもらおうとするも、ルミルは一同を実力を確かめるために勝負を仕掛ける。
 勝負に勝てば、ルミルが仲間になり、山の炎を消すことができる。
 山奥に行き、クリスタルを破壊すると、クリスタルの守護神:クリスタルプロテスタとの戦闘になる。

[サンヒエロフの村 ~ ミジェルゴート城]
 下山するや否や、ミジェルゴート国からきたというミジェルガハラが一同に勝負を仕掛け、驚異的な力で彼らを圧倒する。一同は彼らに逆らうこともできず、なすがままにされ、気が付けばミジェル大陸にあるミジェルゴート国の地下牢に閉じ込められてしまう。
 牢屋の中で、ティーガという名うての盗賊と出会い、彼は一同の強い意志に惹かれ、ついていくことを誓う。
 彼のピッキングによって牢屋から脱出し、彼の話から次の炎のクリスタルはこの城内にあることを知った一同は、監視の目をすり抜け、炎のクリスタルを壊すことに成功する。
 その直後、ミジェルガハラが一同のしでかしたことを知り、怒り狂うも、5人全員の突然のタックルにひるんでしまい、一同を逃してしまう。炎のクリスタルが破壊されたことにより、クリスタルの魔力を管理していた装置が壊れ、ミジェルゴート城は大爆発を起こした。

[ミジェルゴートの洞窟~イェーゲルの遺跡]
 ティーガの「風のクリスタルはイェーゲルの森の中にある」という発言から、一同はイェーゲルに戻るために、港町のポルタミジェルに向かう。
 港で船に乗り、イルミヤの港に着く。
イェーゲルの森最深部に行くと、ティーガがスイッチを見つけ、それを押すとイェーゲルの遺跡に入れるようになる。
 遺跡最深部にある風のクリスタルを破壊する。

 キラロッサが復活し、キラロッサの強大な魔力により、空中に浮遊大陸キラロッサが現れ、一同は吹き飛ばされ、ヨードルとルミルは幽霊船に到達した。
 二人は幽霊船の大ボスを倒し、船で各地に移動できるようになった。

[ミジェルゴート国]
 以前はミジェルゴートに指名手配されていたので、警戒しながらミジェルゴート国に入っていくと、ミジェルガハラが二人を出迎える。キラロッサ事件の顛末を見ていた彼は、一同をガローの被害者として手厚く扱い、自らもキラロッサの征伐に向かうことを決意する。飛空艇が手に入り、浮遊大陸キラロッサに行けるようになる。


[サンヒエロフの村]
 ティーガが村の酒場にいる。ヨードルはまた来てくれと頼むも、足が思うように動かないので戦えないという。ティーガの誘いによって、ヨードルたちはティーガの家に泊まることにした。
 その夜、山から魔物が下りてきて、ヒエロフの村を襲った。ヨードルたちが戦うもかなわず倒れるも、ティーガが倒す。足が思うように動かないというのは、キラロッサに怖気づいたためについた嘘だった。
 恐怖を克服したティーガはキラロッサを倒すことを決意した。

[クヒオ国]
 記憶喪失になったキリヤがいる。ティーガがいると、クヒオ山の奥にあると言われている勿忘草は忘れていたことを思い出させてくれるという話になり、クヒオ山に登れるようになる。山奥の洞窟にいる大ボスを倒し、頂上の勿忘草を取りキリヤの元に戻ると、キリヤが記憶を取り戻し、キラロッサを倒すというヨードルについていくことを決意する。

[浮遊大陸キラロッサ]
 浮遊大陸キラロッサについた一同は、紆余曲折を経て、死闘の末、キラロッサを倒すことができた。キラロッサの「なぜ自分が負けたのか」という問いにミジェルガハラが「クリスタルのクローンを作って封印石の魔力を強め、お前の魔力を吸収していた」と答えると、キラロッサは封印石に自らの強力な魔力を注ぎ込み、クローンのクリスタルを破壊し、魔力の制限がなくなり、青天井の魔力で一同を倒すも、自らの魔力が強すぎて、浮遊大陸が宇宙空間に出かけていたことに気付かなかった。彼女もまた生物であり、宇宙空間に出れば死んでしまうため、魔法で無我夢中に大陸を地面に戻そうとするキラロッサに、ミジェルガハラは一同を率いてキラロッサに畳みかけ、瀕死に追い込み、彼女は魔力を失った。大陸の墜落寸前、ヨードル一同は大陸から飛び降り、生還した。

 キラロッサは瀕死の状態で何とか落下する大陸を止めようとしたが、魔力を失った彼女になす術はなく、一同が避難した後に、浮遊大陸キラロッサもろとも転落した。避難する寸前、ヨードルだけがキラロッサの声を聴いて立ち止まり、そのことでヨードルは、ガローの話が本当であったことを知るが、ミジェルガハラや彼の仲間たちはその話を信じなかった。
 その後、浮遊大陸に残っていた彼女自身でも操縦不能の強大な魔力がクリスタルの代わりとなり、キラロッサは封印石の中に封印され、世界はクリスタルが破壊される前の姿を取り戻した。

そんなストーリーでした。