【ネタバレ】「魚れない。」の解説
2017年に公開し、それから3年近く非公開にしていた「魚れない。」というゲームを有志の方のお力添えのもと再公開することができました。
4年ほども前のゲームであるにもかかわらずゲームファイルが残っていたこと、その方と連絡が取れたことに感謝するとともにネットの海の広大さを感じた次第であります。
この度は本当にありがとうございましたm(_ _)m
ゲーム中の文章がバグっているためストーリーが全く把握できなくなっており、それもまたこのゲームの味とも言えるとは思うのですが、それゆえ作者自身もストーリーをほとんど覚えておりませんでした。
今回再公開するにあたり通しプレイをする中でこんな感じだろうなというものが大体つかめたものを備忘録としてここに描き起こしておきます。
クリスタル一覧
・汗(水)のクリスタル イルミヤの塔
・床(土)のクリスタル サンヒエロフの村
・魚(炎)のクリスタル ミジェルゴート城
・?(風)のクリスタル イェーゲル・イルミヤ間の森の隠された遺跡(イェーゲルの遺跡)
登場人物
・ヨのドす(ヨードル・ドゥ=イェーゲル、Yohdault de Yeiguele)
最初のシーンで眠っていた男主人公。
ハイジエル大陸にあるイェーゲルの村の村民。
・キリみ(キリヤ・ドゥ=イェーゲル、Khyllía de Yeiguele)
同じくイェーゲルの村の村民で、ヨードルを起こしに来た女の幼馴染。魔法剣士。
キラロッサ解放後、クヒオ山麓の村(飛空艇で行ける雪の村)に吹き飛ばされ、衝撃で記憶を失っており、クヒオ山山頂にある勿忘草をとってくることで記憶が戻り再度仲間になる。
・ガロの(ガロー・ドゥ=イルミヤ、Gwarroeh de Ylmia)
イルミヤの町(2番目の町)の町民。
封印石に閉じ込められた強力な魔力を持つ孫を救うため、封印石の力の源である、点在するクリスタルを破壊するため旅をしている。
・鬱ッちー(ゲットー・フォン=サンヒエロフ、Guettoh von St. Hieroph)
ミジェルゴート国の牢の中に閉じ込められていた盗賊。ヨードルたちの強い意志に惹かれ、ついていくことを誓う。
情報収集も生業としており、ミジェルゴート幹部の配偶者を寝取ったことがある。
キラロッサ解放後は戦意喪失し故郷であるサンヒエロフの村の酒場でうなだれているが、主人公たちも倒せないほどの魔物が村を襲った際に一人で戦うことで戦意を取り戻しキラロッサを倒すために再度仲間に加わる。
・ミジェすガハさ(カーネス・フォン=ミジェルゴート・ミジェルガハラ、Kharneth von Miggelleguote Miggelleguachrra)
ミジェル大陸にあるミジェルゴート国の出身の軍人。クリスタル防衛府から派遣されたミジェルガハラ隊隊長。
敵として登場しゲットーが仲間になったときの監獄で、クリスタルが破壊されたさいに爆発に巻き込まれた。
キラロッサが覚醒したさい、その場に居合わせておりその際もまた爆発に巻き込まれ、その後は世界を救うため飛空艇を提供するなど主人公たちに協力することになる。
・すミす(ルミル・フォン=ポルタ=ミジェル、Loomille von Porta-Miggelle)
魔道の修業のために世界を渡り歩いている旅の魔導士。出身はポルタミジェル(ミジェル大陸にある港町)。
キラロッサ解放後ヨードルとともにU.A.船という幽霊船(20年ほど前に密航者を積んで沈没した密航船)に吹き飛ばされた。
キサロッサ(キラロッサ・ドゥ=イルミヤ、Khyllarossa de Ylmia)
ガローの孫娘。生まれながら強力な魔力を持っており、そのことを恐れたミジェルゴート国によって封印石の中に幽閉されていた。
全てのクリスタルが破壊されたのち解放されるも、長い間石の中にいたことで魔力が凝縮され理性を失い、自らの手で祖父ガローを殺めたのちイェーゲルの森ごと大陸を空に持ち上げ浮遊大陸キラロッサを作り出した。
終盤に主人公たちと戦っているとき浮遊大陸を持ち上げすぎてしまい宇宙空間まで到達して死にそうになったので無我夢中になって大陸を地上に戻そうとしている。
その隙を主人公たちに突かれて敗北し、最後は大陸が墜落して死亡した(主人公たちは海に逃げて難を逃れた)。
キラロッサ討伐時、勿忘草を持っていると祖父のことを想いだす文章が追加されるが、文章が変わっているためほとんど意味がない。
だいたいこんな感じです(登場人物の説明でだいたいストーリーの全容を語ってしまった)。
前プレイされた方もこの説明を元にプレイし直してみると印象が変わるシーンもあるかもしれませんね。
責任は取りません。